☆祝 日本遺産認定☆
2017年05月02日

歳時記

 文化庁は、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として認定しています。
 今年は17件が認定され、その一件として「丹後ちりめん回廊」が「日本遺産」に認定されました(平成29年4月28日)。
 『300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊』を構成するのは、48件の資産(文化財)です。籠神社も奥宮真名井神社も、その構成文化財に登録されました。

@ 籠神社
主祭神・彦火明命(ひこほあかりのみこと)は、豊受大神を祀った神様です。衣食住の守護神である豊受大神は、彦火明命の妃に蚕の種を授け、この地に織物技術を伝えました。また彦火明命の母神は栲幡千千姫命(亦名 萬幡豊秋津師比売命など)といい、織物の守護神でもあります。
 籠神社累代社家海部氏は、彦火明命を始祖とし、丹波国を治める丹波国造でありました。彦火明命の二十六世孫(二十七代目)丹波国造海部直愛志祝は、和銅五年(七一二)、元明天皇の勅命によって織物の神様「倭文神」を丹後国に祀りました。
 籠神社の創祀は、奈良時代に奥宮真名井神社を現在地より、籠神社の現在地にお遷ししたことに始まります。伊勢神宮にお遷しした天照大神と豊受大神の御分霊を彦火明命の相殿としてお祀りしています。このような御由緒があるため、奥宮真名井神社の御由緒と同じく、伊勢神宮内宮外宮の元宮として「元伊勢」と呼ばれています。

A 籠神社の奥宮真名井神社(古称 吉佐宮)
 彦火明命が天祖より授かったご神宝の御鏡によって、豊受大神をお祀りしたのが吉佐宮(真名井神社)の起源です。
 崇神天皇三十九年、倭国の皇居で祀られていた天照大神が吉佐宮にご巡幸になり、四年間豊受大神と共にお祀りされました。
その後、天照大神は伊勢の地に御鎮座になりました。その約四百八十年後の雄略天皇二十一年、天照大神はお告げを出されます。
これによって、吉佐宮で祀られていた豊受大神は、当宮から伊勢外宮へとお遷りになりました。
このような御由緒があるため、真名井神社(古称 吉佐宮)
は、伊勢神宮内宮外宮の元宮として「元伊勢」と呼ばれています。
真名井神社の御祭神豊受大神は、彦火明命の妃に五穀と蚕の種を授けられ、稲作・織物など生産製造技術を伝えられた、人々の暮らしを豊かにする、衣食住・産業の神様です。
 
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