第10代祟神天皇の時、宮中から天照大神の御神体が丹波の吉佐宮にお遷りになり、豊受大神と御一緒にお祭りされました。4年後、天照大神はここからさらに各地を回られ、次の垂仁天皇の時に伊勢の国に御鎮座になりました。そして第21代雄略天皇の時、天照大神のお告げで、豊受大神が当宮から伊勢の国にお遷りになりました。こうして伊勢の神宮が成立しました。この後、社名を籠宮と改め、天孫彦火明命を主祭神となし、元伊勢のお社として、又丹後国一之宮として朝野の祟敬を集めて来ました。

元伊勢=天照大神御巡幸地=(豊鋤入姫命・倭姫命御巡幸歴)


現在、三重県伊勢市の神宮に御鎮座される天照大神。神宮に御鎮座されるまでに、大和国・笠縫邑から数々の場所を巡幸された後に伊勢の地を「美し処の良き処」とされました。御杖代となられた豊鋤入姫命・倭姫命の巡幸歴、つまり天照大神が巡幸された地が下記にある順路と言われております。


[01]
大和国・笠縫邑     (檜原神社=桜井市三輪)
[02]
丹波国・吉佐宮     (籠神社=京都府宮津市字大垣)
[03]
大和国・伊豆加志本宮  (与喜天神宮=桜井市初瀬字与喜山)
[04]
紀伊国・奈久佐浜宮   (日前、国懸神宮=和歌山市秋月)
[05]
吉備国・名方浜宮    (伊勢神社=岡山市番町)
[06]
大和国・御室嶺上宮   (大神神社=桜井市三輪)
[07]
大和国・宇多秋宮    (阿紀神社=奈良県宇陀郡大宇陀町)
[08]
大和国・佐佐波多宮   (篠畑神社=奈良県宇陀郡榛原町)
[09]
伊賀国・市守宮     (宇流冨志禰神社=三重県名張市)
[10]
伊賀国・穴穂宮     (神戸神社=三重県上野市上神戸)
[11]
伊賀国・敢都美恵宮   (都美恵神社=三重県阿山郡伊賀町)
[12]
淡海国・甲可日雲宮   (頓宮=滋賀県甲賀郡内)
[13]
淡海国・坂田宮     (同=滋賀県坂田郡近江町)
[14]
美濃国・伊久良河宮   (天神神社=岐阜県本巣郡巣南町)
[15]
尾張国・中島宮     (酒見神社=愛知県一宮市今伊勢町)
[16]
伊勢国・桑名野代宮   (野志里神社=三重県桑名郡多度町)
[17]
鈴鹿国・奈其波志忍山宮 (布気皇館太神社=三重県亀山市布気町)
[18]
伊勢国・藤方片樋宮   (加良比乃神社=三重県津市藤方森目)
[19]
伊勢国・飯野高宮    (神山神社=松阪市山添町)
[20]
伊勢国・佐佐牟江宮   (竹佐々夫江神社=三重県多気郡明和町)
[21]
伊勢国・伊蘓宮     (磯神社=伊勢市磯町)
[22]
伊勢国・滝原宮     (同=三重県度会郡大宮町)
[23]
伊勢国・矢田宮     (同=伊勢市楠部町)
[24]
伊勢国・家田田上宮   (神宮神田=伊勢市楠部町)
[25]
伊勢国・奈尾之根宮   (津長神社=伊勢市宇治)
[26]
伊勢国・五十鈴宮    (内宮=伊勢市宇治)
[27]
志摩国・伊雑宮     (同=三重県志摩郡磯部町)

※()は有力比定神社と言われている御社になります。
 
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