天橋立の起源と恋愛神話

天下の名勝、日本三景「天橋立」。この3.6kmにも及ぶ白砂青松の大砂嘴はその昔、当神社の境内であり、また参道でした。
伝承によりますと神代の昔、天にあった男神イザナギ大神が地上の籠宮の磐座(社殿建築以前の太古の祭場)に祭られていた女神イザナミノ大神のもとに通うため、天から大きな長い梯子を地上に立てて通われたと云われます。すると一夜梯子が倒れてしまいそれが天橋立となったと伝えられています。これは人間の心が純朴で素直であった古代には、神と人、天と地上とは互いに往き来でき、天橋立は神と人、男と女とを結ぶ愛の懸け橋と信じられていたのです。